LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

トクヤマ/マレーシアに多結晶シリコンプラント建設

2009年08月13日/国際

トクヤマは8月11日、マレーシア・サラワク州に太陽電池向け多結晶シリコンの新設プラントを建設すると発表した。

サラワク州政府より土地を取得し、サラワク州のサマラジュ工業団地内に建設する予定。エンジニアリングなどは千代田化工建設が担当する。2011年初頭に着工し、2013年春に運転を開始する見込み。

新プラントの製造能力は6000トン/年で、ジーメンス法で製造する。当面は太陽電池向けの多結晶シリコンを製造する予定で総事業費は約650億円。

建設に先立ち、多結晶シリコンを製造・販売するための新会社、「TOKUYAMAMALAYSIASDN.BHD.」を8月に現地に設立する。

操業開始時の従業員数は約300名で、このうち約280名を現地で採用する。今回のプラント新設に当たり、リスク分散の面からも第2製造拠点の選考を進め昨年11月、サマラジュ工業団地を候補地に選定。

多結晶シリコンの製造に必要な大量の電力、工業用水などの資源や良質な労働力が確保できること、連邦政府・州政府による税制面の優遇策や許認可における協力が得られることなどを評価し決定した。

関連記事

国際に関する最新ニュース

最新ニュース