明治ホールディングスは8月27日、明治乳業のアイスクリーム新工場建設を発表した。
新工場建設は、主力商品の「明治 エッセルスーパーカップ」などの販売が好調で、2008年度のアイスクリーム事業売上高は165億円と過去最高を更新したため、アイスクリーム事業をグループの乳製品セグメントの主要事業の一つとして強化する狙い。
新工場は大阪府貝塚市(現在の関西工場敷地内増設用地)に建設し、延床面積は1万4500㎡、生産能力は約5万kl/年。今回の新工場建設により、自社アイスクリーム工場の生産能力は約30%増加する。
投資額は約92億円で、ことし12月に着工する予定で、2011年上期に順次生産を開始する。なお、新工場の稼動に伴い、現在の京都工場でのアイスクリーム生産は、2011年上期を目途に中止する。