大同特殊鋼は9月3日、ティムケン社(米国オハイオ州)とアジア地域における産業用途向け特殊鋼鋼材の需要対応として、共同で売上拡大をめざすことで合意した。
販売・生産体制について、大同特殊鋼は、ティムケン社が保有するアジア地域での販売・物流・技術サービスのネットワークを活用し、非日系産業用途向け構造用鋼の製造を担う枠組みでの契約になる。
その中で、ティムケン社に対して当該対象に関する独占販売権を付与し、両社が保有するノウハウを最大限に活用しつつ、各々が得意な領域での協業体勢の確立を図り、海外での高品位鋼材需要増に対応することで、5年後に売上高300億円を目指す。