NECは9月28日、キリンビールに約1,000点におよぶ商品の原材料・包材・製造工程・産地などの情報を精緻に一元管理すると共に、卸・小売業者に提示する商品規格書の迅速な作成を可能にする「商品情報システム」を構築したと発表した。
キリンビールではシステムの利用により、必要に応じて部門間での商品の成分や原料の最新情報を共有すると共に、営業担当者や流通各社に対してスピーディーな情報提供が可能となり、今後、キリングループ内企業にも導入する。
商品情報システムは、各種情報を一元管理するNECの「ObbligatoII（オブリガートツー）食品業向けPLMソリューション」を採用し、キリングループのIT会社であるキリンビジネスシステムがシステムをデータセンターで運用管理し、ネットワークを介してキリングループにシステムを提供する。
商品情報システムでは、配合や原材料情報を一元管理することにより商品情報を「見える化」し、キリングループ”食の安全・安心”をさらに推進していく。
システムの詳細は下記URLを参照。
http://www.nec.co.jp/process/solution/shokuhin/solution/shokuhin-s08.html
