プロロジスは9月29日、グローバルな再生可能エネルギーに関するビジネスの創出や、プロジェクトの開発マネジメントサービスを提供する組織、「グローバル再生可能エネルギーグループ」を発足させたと発表した。
プロロジスはフランス・ドイツ・スペインの欧州3か国、日本、北米で太陽光発電や風力発電システムを導入しており、グローバル再生可能エネルギーグループの発足で、蓄えた知見を活かして全世界で再生可能エネルギーの活用を進める。
また、スペイン・バルセロナの「プロロジスパーク サン・ボイ」、マドリッドの「プロロジスパーク アルカラ」の計8棟の施設屋根に、出力計4.8メガワットの太陽光発電システムを導入する。このスペインでの導入を含めると計20棟の施設、約67万㎡の屋根に11メガワット以上の太陽光発電システムの導入が完了する。
スペインでの導入では、太陽光電力の大手供給会社Recurrent Energyと施設の屋根約18万㎡について賃貸契約を締結した。Recurrent Energyは賃借した屋根に太陽光発電システムを設置し、発電した電力を再生可能エネルギーを普及・利用促進する固定価格買取制度により得られる電力を地元の電力会社に売電する。
太陽光発電システムの設置工事は10月から開始する予定。プロロジスのスペイン国内での太陽光発電システム導入は、今回が3件目。
