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コマツ/湘南工場の生産能力増強

2009年10月05日/物流施設

コマツは10月2日、キーコンポーネントを製造する神奈川・平塚市の湘南工場の生産能力を増強したと発表した。

ハイブリッド油圧ショベルの販売拡大を図るのが目的。今回の能力増強に対する設備投資額は16.6億円。月産約100台のハイブリッド油圧ショベルの生産が可能となった。湘南工場は、ハイブリッド専用コンポーネントである発電機モーター、旋回モーター、インバーター、キャパシターを生産している。同工場の完成品を、大阪工場(大阪府枚方市)に運び、本体組み立てを行う。

同社は、建設機械の市販車としては世界初となるハイブリッド油圧ショベル「PC200-8ハイブリッド」を昨年6月に日本市場に投入。ことしから成長市場の中国をメインターゲットとして、市場拡大に取り組んでいる。8月にハイブリッド油圧ショベルを中国市場に投入。ことし後半には米国市場への導入を計画している。

建設機械のライフサイクル(開発・製造~使用~廃棄に至るまで)では、ユーザーが機械を使用する過程でのCO2の発生量が最も多い。コマツの実験データでは、PC200-8ハイブリッドは同クラスの標準型機に比べ、平均で25%、最大40%の燃費改善とCO2削減を実現するとしている。

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