富士通と富士通フロンテックは10月5日、高温滅菌処理に耐えるUHF帯RFIDソフトリネンタグを提供開始すると発表した。
121℃の高温によるユニフォーム滅菌処理を必要とする医療品や半導体などの製造現場向け。世界で初めての試み。
効果的な滅菌処理方法の一つである高温高圧による滅菌処理の試験を繰り返し実施。121℃と2気圧の環境下で、充分な耐久性を実証した。ユニフォームの滅菌処理が必要な医療品や半導体などの製造現場でも、ユニフォーム管理の効率化を実現する。
UHF帯RFIDソフトリネンタグは、ユニフォームを効率的に管理する目的で、各種製造現場などに広く採用されている。121℃の高温滅菌処理に耐えるUHF帯RFIDソフトリネンタグは提供されていないため、高温による滅菌を必要とする現場での管理業務は手作業で行っており、効率化が共通の課題となっていた。
