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日産ディーゼル/補修部品のリターナブル折りたたみ容器出荷が93%に

2009年10月06日/CSR

日産ディーゼル工業が発表した「社会・環境報告書2009」によると、補修部品供給用のリターナブル折りたたみ容器(通い容器)による出荷が93%となった。

従来は、カートンBOXによる出荷形態が主流だったが、2005年度からリターナブル折りたたみ容器を利用した出荷形態を順次転換し、全国の販売会社178拠点に対し、2007年度実施率は93%となった。

この結果、群馬部品センターでのカートンBOX使用が約6%削減された。2008年以降の活動としては、木枠梱包の削減を目指し、国内・海外拠点での産廃品削減を推進している。

海外生産工場に日本から部品を供給するKD(ノックダウン)物流で、梱包資材や、容器を「使い捨て」から「繰り返し使用」に変更し、廃棄物削減に取り組んだ。従来の使い捨て容器から完全な再利用を可能にするため、鉄製のリターナブル容器を開発。2007年度はタイ、インドネシアに投入し、2008年度は、南アフリカ向けに新容器を開発した。その1つは、海上コンテナ輸送と内陸のトラック輸送両方で効率良く積載するため縦横から荷扱いできるようにしたケース。

大物部品梱包では、小型キャブにも採用した折りたたみ式のスキッドを中型キャブ用に開発。木材の廃棄削減を実施した。小型と中型キャブについて、使用木材を年間400立方メートルを削減した。

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