サプライチェーンカウンシル（SCC）日本支部は11月20日、「DCOR入門セミナー」を開催する。
サプライチェーンカウンシル（SCC）は1996年以降、SCORモデルを通じてSCMの可視化や標準化を提唱してきた。だが、サプライチェーンプロセスの問題は、その上流に当たるデザインチェーンプロセスに起因するものが多いことが解明されてきた。これに対処するため、SCCは2006年にデザインチェーン運用参照モデルとしてDCOR1.0をリリースし、翌年には日本支部から日本語版を公開した。
SCC日本支部は会員に広く参照モデルを知ってもらうことを目的とし、SCOR入門セミナーを定期的に開催してきた。このほど、DCORモデルを対象にした「DCOR入門セミナー」を新たに開催することにした。
短時間で気軽にDCORモデルについて、基本的な構造や活用目的を知りたいと思っているひとにとっては好機となる。
■開催概要
日時：11月20日（金）13:00～17:00
場所：日本電気・森永プラザビル会議室
（JR田町駅、都営地下鉄三田駅至近）
定員：先着順30名
締切：11月13日（金）
資料：テキスト一式をハードコピーで当日配布
費用：無料
資格：SCC日本支部会員、DCOR1.0日本語版製本をすでに購入している非会員
手続；SCC日本支部ウェッブサイトの登録画面からの申し込み
申込は下記URLを参照。
http://www.supply-chain.gr.jp/
■プログラム（カリキュラム）
第一部簡単なDCOR紹介
デザインチェーンとは何か
DCORの特徴（プロセス、メトリクス、ベストプラクティス）
第二部NECで実施したこと
NECでのDCOR適用の中期的展望
第一次DCOR適用プロジェクトの紹介
第二次DCOR適用プロジェクトの紹介
今後のDCOR適用プロジェクトへの展望
NPDプロセスへの拡張
MCOR（Marketing）連携への配慮
第三部より深い考察＆ディスカッション
DCORの二面性
DCORとリソース・アロケーション
DCORとインタンジブル・アセット
DCORが対象とする成果とは何か
DCORとリスク管理
講師プロファイル
大石高至（おおいしたかし）
日本電気ITプラットフォームソリューション事業部
シニアエキスパート
SCC日本支部元チェアマン、現教育担当委員
SCC公認SCORインストラクター、DCORインストラクター
問い合せ
小野耕司
info@supply-chain.gr.jp
