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コベルコ建機/インドに工場建設、2011年1月操業

2009年10月13日/物流施設

コベルコ建機は10月13日、インドの建設機械市場に本格的に参入するため、油圧ショベルの生産工場を建設すると発表した。

神戸製鋼グループでは、製鉄機械の営業拠点(コルカタ市)の設立(2009年6月)、神鋼商事の駐在員事務所(ニューデリー市)の開設(2009年12月)など、インド市場にビジネス拠点を構築しているが、生産拠点を建設し現地生産するのはグループで初め。

新工場は、インド南東部チェンナイ市内から北へ75kmに位置するSRICITY(スリシティ)工業団地に、敷地面積68,000㎡、工場建屋面積5,300㎡の規模で、組み立てライン、塗装、出荷ラインの設備を備えた工場を建設する。

新工場を建設するため、合弁会社の「コベルココンストラクションイクイプメントインディア」(以下:KCEI)を、コベルコ建機が95%を保有する製販一体の会社に改組する。

総投資額は、土地、工場建屋、生産設備を含め約9億円で、新工場の初期生産能力を年産1,200台で、操業開始は、2011年1月を予定している。

生産する油圧ショベルは、最も需要の多い20tクラスを中心だが、需要動向や販売状況を見極めながら、大型機にも対応できるフレキシブルな工場設備にする。

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