イフジ産業は10月15日、日本化工食品の株式を取得し、子会社化すると発表した。
日本化工食品は、天然調味料やふりかけ原料などを製造しており、インスタント食品業界を主な販売先としている。同社の売上高は過去3~4年は横ばいで推移。開発力や商品力を武器に、大手食品メーカーに納入している。営業利益と経常利益を毎期安定的に確保し、自己資本比率が毎期上昇しているなど財務内容は良好。
同社は、代表者が高齢なことなどから、イフジ産業に対し株式取得を含む提携の打診をしていた。イフジ産業は同社の株式を取得することによって、グループとしての事業を拡大し収益事業を構築できると判断。検討を行い交渉の結果、同社を完全子会社とすることを決めた。