日東紡績は10月27日、連結子会社の日東紡マテリアルの全株式を野原産業へ譲渡すると発表した。
野原産業との関係強化を柱とした業務提携と事業協力の推進や資本参加などを決めた。
日東紡績は、事業環境の変化を考慮し、建材事業の最適な運営体制の整備を続けてきた。大手建材商社である野原産業から関係強化の提案を受け、両社で検討を進めてきた結果、業務提携を行うことで合意に達した。日東紡績は、グループの製品・サービスの販売力が強化され、グループの事業基盤強化を図ることができると判断した。
野原産業と日東紡マテリアルは、経営基盤の強化を図り、強力な建材商社グループを形成することが可能となる。
日東紡績グループの商品・サービスの販売委託などについて、両社の協議により具体化していく考えだ。