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ラオックス/2013年度で中国に100店舗展開

2009年11月16日/SCM・経営

ラオックスは11月16日、2010年4月-2013年3月の中期経営計画を策定した。

それによると、8月に筆頭株主となった蘇寧電器のインフラを活用し、北京市、上海市などに110店舗を展開。2013年度に275億円の売上を目指すとしている。

中国での事業では、まず2010年3月に北京市または上海市に楽器・生活雑貨を扱うブランド「MUSIVCVOX」を展開。計画期間中に中国国内に10店舗を出店する。並行して日本の生活流行雑貨店「Japanese Life Style」を2010年6月から展開し、計画期間中に100店舗を展開する。両ブランドの合計売上高は275億円を見込む。

また、日本製の優良商品を中国に提供し、蘇寧電器と開発したPB商品の日本で展開。中国市場へ展開を望む日本企業・商品への仲介サービスを行うなどの貿易仲介事業で、3年後に150億円の売上を確保する。蘇寧電器とは、中国出店時の物流・システムの効率化、ポイントの共有などを引き続き検討する。

国内では既存5店舗が外国観光客の獲得などで、2013年3月期に120億円の売上を目指す。加えて計画期間中に家電、楽器、ホビーなどを扱う中・大型の新店舗を大都市圏に2店舗出店し、1店舗で約150億円ずつ売り上げる。

新商材となる共同開発のPB製品は年内の輸入が決定している。これらの施策で、2013年3月期に全社で約700億円の売上と営業利益率5%を確保する意向。

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