日本ミシュランタイヤは11月19日、トラック・バス用超偏平シングルタイヤ「MICHELIN X One」が河崎運輸機工の新型タンクローリー用標準タイヤとして採用されたと発表した。
河崎運輸機工は中国地区で出光興産の石油精製製品を運搬しており、このほど昭和飛行機工業の30klタンクローリーを昨年に引き続き2台導入。これに合わせて、今回車軸当たり10トンの耐荷重能力を持つMICHELIN X Oneの455/55R22.5サイズを採用した。
MICHELIN X Oneはダブルタイヤをシングル化することで、軽量化による積載量の増加、輸送効率の向上などを実現したほか、部品点数が減る事による車両の生産性向上も狙っている。
日本市場で最も一般的な大型トラック用ダブルタイヤのサイズ11R22.5と外径がほぼ同じで、このダブルタイヤ仕様と較べると軸当たり約100kgの軽量化が図られ、積載輸送量の拡大と燃料消費量の節約に貢献するとしている。
