LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

DHL/はんこ屋さん21に発送受付を委託

2009年11月26日/3PL・物流企業

DHLジャパンは12月1日、荷物の持ち込み拠点を全国の27か所にオープンする。

DHLの日本における総拠点数は140となる。同時に、これまで「DHL エクスプレスセンター」としていた荷物の持ち込み拠点の呼称を「DHL サービスポイント」に変更する。

サービスポイントの拡大は、印章販売で日本最大のフランチャイズチェーンを展開し、印章販売をはじめ、会社設立や店舗開設時に必要となる各種ビジネスツールの作成をトータルにサポートするグレエイト(屋号:はんこ屋さん21)との業務委託契約によって実現した。今回は第一弾として、同社が全国で展開する300店舗のうち27店舗に、顧客が持ち込んだ海外向けの書類や荷物の発送受付を委託する。DHLは、今後もはんこ屋さん21の加盟店にDHLのサービス取次のメリットを訴求し、取り扱い店舗を拡大していく予定だ。

海外市場への進出を視野に入れる中小企業や個人事業主が増えるなか、こうしたビジネス層が事業展開に必要となるツールを作成する際に利用することの多い、はんこ屋さん21とパートナーシップを組むことを決めた。店舗の営業時間内であればいつでも書類や荷物を持ち込めるという利便性を提供することにより、おもに中小企業や個人事業主に対して、スピーディーで正確、世界220以上の国・地域を結ぶネットワークを誇るDHLのサービスを訴求していく。

新規拠点では、DHLのアカウント番号を持つ顧客からの書類、荷物の発送受付に加え、シンプルな料金体系で一般客にも気軽に利用してもらえる「DHL シンプルパックサービス」を取り扱う。「DHL シンプルパックサービス」は、店頭に用意してある専用封筒かボックスに詰め放題で、料金は重量に関わらず、アジア・パシフィックゾーン、アメリカゾーン、ヨーロッパ他ゾーンと3つに分類し、ゾーン別に一律で設定されており、航空機燃料割増金の影響による月々の価格変動がないのが特徴だ。

27か所のサービスポイントがオープンすることにより、DHLの日本国内の拠点数は、貨物が海外から到着し海外へ発送される施設であるゲートウェイが3、集配や荷物の持ち込み拠点であるサービスセンターが32、サービスポイントが104、ビジネスセンターが1と合計140となる。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース