トヨタ自動車は12月17日、日野自動車と共同開発し、トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インドネシアが生産していたトヨタダイナと日野デュトロの両車種の生産を、日野のインドネシア工場、日野モータース マニュファクチャリング インドネシアに移管することを決めた。
この生産移管は、トヨタグループのインドネシアでの最適な生産体制を構築するためで、日野自動車は大・中型トラックとバスを生産していた同工場を拡張し、小型トラックの生産ラインを新設する。これにより大・中・小型トラックとバスのフルラインアップ生産体制を完備し、生産規模も年1万台から3万5000台に拡大。日野自動車の海外生産拠点としては最大規模となった。
日野自動車は、日本国内でトヨタのトラックなどを受託生産しているが、海外で共同開発車の生産を受託するのは今回が初めて。販売は従来どおりダイナはトヨタ販売店、デュトロは日野販売店が販売する。