豊田自動織機は12月21日、2010年1月1日付の機構改革内容を発表した。それによると、トヨタL&Fカンパニーの物流エンジニアリング営業部と物流エンジニアリング技術センターを統合して物流エンジニアリング部を新設し、営業・技術が一体となった事業展開を図る。
このほか、BR(Business Reform )プロジェクトを新設し、業務の標準化・効率化を推進。海外営業部と商品企画部の商品企画機能を統合して営業統括部を新設し、グローバルな営業統括部門とするほか、品質管理部を品質保証部に統合し、組織を大くくり化する。エンジン事業部では生産改革プロジェクトを新設し、人材育成、海外支援など生産関連機能を強化。コンプレッサー事業部では技術部を技術部、アルミ技術部、生産技術部に分離し、機能の明確化を図る。
さらに生産管理部を管理部とし、従来の生産管理機能に加え、中長期の生産企画、海外拠点、協力会社の改善支援を強化。製造第三部を製造第一部に統合し、組織を大くくり化する。新設の物流エンジニアリング部長には、野崎晃平・執行役員トヨタL&Fカンパニー物流エンジニアリング技術センター・技術技能ラーニングセンター担当が就任する。
