米シスコは1月11日、アジア太平洋地域と日本での投資・拡大計画に沿って、同地域の事業再編を行うと発表した。2月に実施されるもので、2月から3つのシアターを設け、この地域の国々により集中的な戦略とリソースの投資を行えるようにする。
この再編で これまでアジア太平洋シアターに含まれていた中国、香港、台湾は、グレーターチャイナ シアターとなり、アジア太平洋のその他の国々はアジア太平洋シアターに含まれる。日本は引き続き日本シアターとして運営される。新設されるグレーターチャイナ シアターは、ロバート・ロイド ワールドワイド オペレーション担当エグゼクティブバイスプレジデントの直属として、オーウェン・チャン グレーターチャイナ シアター社長兼CEOが指揮。チャン社長は新職就任に伴い、香港から北京に赴任する。
ジム・シェリフ氏はグレーターチャイナ シアターの会長に就任し、シスコの中国戦略全般（対政府業務、サプライチェーン、製品開発など）の策定と執行に部門横断的に取組む。またランディ・ポンド オペレーション、プロセス、システム担当のエグゼクティブ バイスプレジデントの直属として、上海を拠点に活動する。
日本のシスコシステムズ合同会社を指揮するエザード・オーバービーク氏は、アジア太平洋シアターの指揮も兼務する。オーバービーク氏は引き続きロバート・ロイド バイスプレジデントのの直属となる。
