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日通総研/マクドナルドの事例・物流現場の人材活用でセミナー

2010年01月14日/セミナー

日通総合研究所は2月3日、「マクドナルドの事例に学ぶ物流現場のパート・アルバイト活用の基本」をテーマにセミナーを開催する。

定型作業の多い物流現場では、パート・アルバイトの戦力なしでは業務の効率化・生産性の向上は考えられない。パート・アルバイトを活用すれば、社員が行う半分の人件費で作業を行うことができるといわれている。だが、安易にパート従業員の比率を向上させただけでは、人件費を引き下げることができる一方、ミスや事故が多発し、サービスレベルの低下から信頼を失ってしまうことにもなりかねない。

生産性の高い現場を実現するためには、正社員とパート従業員の役割の違いを理解し、正しい採用・教育・配置評価をおこなったうえで、現場責任者が的確に管理することが必要不可欠だ。

セミナーは、店舗投入労働時間の90%以上をパート・アルバイトが占めるマクドナルドを参考事例に、その効果的な人材活用方法を同社で人事戦略を実践してきた人材開発のスペシャリストが、経験に基づいて解説する。

詳細と申込みは下記URLを参照。
http://www.nittsu-soken.co.jp/seminar

■開催概要
日時:2月3日(水) 10:00~17:00 (受付開始9:30~)
会場:日本通運本社ビル4階会議室AB
   東京都港区東新橋1-9-3
定員:50名(最小開催人数15名)
参加料金:1名/3万円(税込) 昼食用弁当付き
対象:物流現場でパート・アルバイトを管理している責任者
   簡単な演習を行うので筆記用具と定規持参のこと。

■プログラム
13:00~13:05
オリエンテーション

10:05~10:35
パート・アルバイトを活用するうえでの基本原則
・正社員とパート・アルバイトの違い
・パート・アルバイトを雇用するうえでの注意点

10:35~12:00
パート・アルバイトを管理する現場社員の役割
・社員が把握すべき労務管理の基礎知識
・トレーナーとしての社員の役割とOJTの原則
・教育効率をあげるための学習ツール
・自己成長を促すための支援手法

休憩 12:00~13:00

13:00~14:00
パート・アルバイトの採用と定着のポイント
・採用におけるマーケティング手法の活用
・パートが定着するための職場環境の整備
・早期退職を防ぐ職場の衛生要因

14:10~15:25
レイバー・スケジューリングによる労務費の変動費化
・労務費を変動費化するためのポイント
・ポジションガイドによる必要人員管理
演習 スケジュール作成の具体的なプロセス

15:35~16:35
事故を防ぐための管理法
・パートが不祥事を起こす職場の特徴
・パートにコンプライアンスを理解させるためには
・規律を守るためにパートの主体を引き出す

16:35~17:00
まとめ
・本日のまとめ
・質疑応答

レイバースケジューリング:
仕事(作業)の手順とそれに必要な時間を分析・設定し、「仕事の量に合わせて人員を配置する」仕組み。導入することにより、生産性に応じて総労働時間と人件費をコントロールすることを目標とする。

講師プロフィール
孔 令愚(こう れいぐ)
ひなたエージェントパートナー/人材開発コンサルタント
1995年日本マクドナルド社入社、固定費比率が高い都心店舗でパート・アルバイトの早期戦力化と生産性向上に取り組み、正社員の比率を下げた店舗運営に成功して店舗の収益性向上に貢献。現在は人材開発のスペシャリストとして企業内の社員教育の支援に従事し、陸運、外食、小売りなどパート比率が高い業界を中心に担当。パート・アルバイトを管理する現場責任者の教育を通じて現場力の向上に取り組んでいる。ASTD International Japanリーダーシップ開発委員会メンバー(American Society for Training &Development=米国人材開発機構)経営学修士。

■申込み・問い合わせ
日通総合研究所
事務局担当:歓崎(カンザキ)・北島
TEL.03-6251-3384・3282
http://www.nittsu-soken.co.jp/seminar

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