YKKのグループ会社である上海YKKジッパー社は1月14日、上海市浦東新区臨港新城に建設していた新工場（以下：臨港工場）を稼動した。
上海YKKジッパー社は、YKKグループの中国での最初の現地法人として1992年に閔行経済技術開発区に設立し、今回、浦東新区臨港新城に新たな工場を建設したもの。
臨港工場は、総投資額5800万ドル、敷地面積11万3274㎡、延床面積は6万7187㎡で、既存の閔行（みんこう）工場と併せると、総敷地面積は21万7080㎡、総延べ床面積は16万4629㎡と、YKKファスニング事業では生産能力で世界最大の規模となった。
臨港工場ではファスナーの前工程である材料・部品を生産し、上海YKKジッパー社は閔行工場と合わせ一貫生産体制を拡充・強化し、また生産技術、開発、品質管理など、技術の各機能の充実を図る。
