ワールド・ロジは1月18日、ファンド運営、企業買収などを行うOak キャピタル向けに第三者割当を行い、4億411万円を調達すると発表した。Oak キャピタルは全額を引受ける。
ワールド・ロジは、物流業務の外部委託への切り替えを検討している顧客を3PL事業の営業先としており、この中でも通販事業者は売上規模の拡大が続いているため、積極的な営業活動を行い顧客獲得を進める計画。
そのためには、顧客開拓のための営業強化に伴う物流コンサルタント要員、顧客のニーズに合わせた拠点や人材の確保などサービス力の強化が求められるため、そのための費用が発生する。
これらの新規顧客獲得の取組は、収益を得るまで1-2年の期間を見据えた先行投資が必要となるが、自己資金では不十分なため、今回Oak キャピタルから第三者割当による新株予約権の発行の具体的な提案を受け、第三者割当を決めた。
Oak キャピタルでは、今回の引受けを成長支援の投資と位置づけており、ワールド・ロジは調達した資金を3PL事業の投資に充当。収益力を回復させ、今後の成長基盤の確立と中長期的な企業価値の向上を図る。
