サーバーメーカーのファナティックは2月9日、手原産業倉庫がファナティックのシステム延命サービスを活用し、2009年11月より新プラットフォーム上で基幹業務システムを稼動させたと発表した。
手原産業倉庫では、2002年よりWindowsNTServer4.0上で動作する独自の倉庫管理パッケージを活用したシステムを運用している。
手原産業倉庫は大手オフィス用品メーカー向けの物流業務が稼動しているため、最新OSを搭載した新サーバー機器への入れ替えを検討したが、ソフトウェアの大規模な改修と莫大な費用がかかるため、別の改善策を検討していた。
そこでシステム延命サービスを採用し、旧システムの10分の1のコストで7台のサーバー機器の入れ替えを実施。7台のサーバーは、その役割によってそれぞれ最適なサーバーへ移行し、約1週間で全システムの移行を完了した。