ドコモ・システムズは2月4日、位置情報管理サービス「DoCo です・Car」の端末ラインナップに、FOMA対応車載端末「モバイルコミュニケータ DMC-100」（日米電子社製）を加えたサービスの提供を開始した。
利用料金は、車載端末購入の場合は月額2900円（税別）/台～、機器をフルレンタルする場合は月額4500円（税別）/台～など複数のプランを用意している。
「DoCo です・Car」は、GPSとNTTドコモのFOMA/DoPaネットワークを利用し、収集した位置情報をインターネット経由で閲覧できるサービス。2001年7月のサービス開始以来、物流や運送業界などにおける配車/配員、運行管理といった各種オペレーションの効率化・確実化を実現するツールとして利用されてきた。現在の契約台数は約1万1000台にのぼる。
同サービスにFOMＡ対応車載端末「モバイルコミュニケータ DMC-100」を追加することにより、ASPサービスとしての利便性と経済性を保持しながら、各車両と管理オペレータとの間で、双方向のコミュニケーションが可能になった。
ステータス通知が可能な3ボタンを標準搭載し、車載端末のブザー鳴動などの機能を追加している。従来のDoPa車載端末やGPS携帯電話も、同一の管理画面で利用できるだけでなく、要望の多かったサーバ側での履歴保存件数を拡大するなど、基本機能の拡充も行った。
