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UPSジャパン/ヘルスケア、ハイテク、アパレル分野を強化

2010年03月17日/3PL・物流企業

UPSジャパンの梅野正人社長は3月17日、2010年はヘルスケア、ハイテク、アパレルの3分野に注力する事業方針を発表した。

<説明する梅野正人社長>
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1月に新規顧客を専門に開拓するチームを社内に立ち上げており、このチームの活動などで受注を強化する。

これら3分野への注力と、さらなる受注強化などのため、梅野社長は新規顧客の開拓強化、テクノロジー利用の推進、アジア市場への注力を2010年の主要施策とする。

新規顧客の開拓では、この新チームの活動を軸に、サプライチェーン全体を管理する包括的な物流サービスの提供などを強化し、新チームは既存の顧客を持たず、分野横断的に営業活動を行うフリーハンド的な営業部隊で、10名で構成している。

チームの活動について梅野社長は「当初の計画に対し、チームの達成率が若干上回っている」と、滑り出しは好調だと述べた。

テクノロジー利用の推進では、UPSワールドシップ、UPSインターネットシッピングなどの出荷ツール、可視化ツール、付加価値サービスを積極的に活用し、新規顧客の獲得と既存顧客の顧客満足度向上につなげる。

アジア市場への注力については、現在40か国以上の国々でサービスを提供している点などを生かし、特にアジアのアパレル分野は小口貨物とフレートに注力し、海上サービスもニーズがあれば即応できる体制が整っていると述べた。

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