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リコー/調達現場に対応するRFタグとリライタブルプリンタを同時発売

2010年03月29日/IT・機器

リコーは3月29日、日立製作所が開発したRFID「μ-Chip Hibiki」を搭載したUHF帯対応のRFタグ「RECO-View RFtag UH85200-HI721A」と、専用のリライタブルプリンタ「RP-K8520UHC-5C3」を同時発売すると発表した。プリンタはシンフォニアテクノロジーが製造し、リコーが販売する。

UH85200-HI721Aは、RFタグと書替可能な、デジタル情報を可視化するリライタブルハイブリッドメディアのRECO-View RFタグシリーズとして開発した。

製造業の工程管理、部品管理、調達物流などの運用現場から要望されている様々な運用方法に応え、従来の規格ISO18000-6 Type Cに準拠。対応プリンタのRP-K8520UHC-5C3と組み合わせることで、最適化したプリンティングシステムを提供する。

既存製品の16倍の大容量メモリと、セキュアRFIDプロトコルに対応しており、グローバルなSCMやトレーサビリティに用いることが可能で、リコーでは昨年6月から厚木、御殿場、テクノロジーセンターの主要3事業所で運用を開始し、RFIDによる自動認識とリアルタイムな情報の把握で、大幅な工数の削減と作業効率の向上などの効果を確認した。

UH85200-HI721Aの2010~2014年度の目標販売数は2000万枚で、RP-K8520UHC-5C3は同じ期間に7万台の販売を見込む。両方とも価格はオープン価格。

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