富士通ゼネラルは4月2日、子会社の富士エコサイクルの新工場を浜松事業所敷地内に完成したと発表した。
富士宮市の旧工場の業務を新工場に移転したもので、家電リサイクルプラントの処理能力を強化するため建設したもの。
新工場建屋の投資額は約16億円、設備機械を含めた総投資額は約26億円で、延床面積は9731㎡、建築面積は7669㎡。
家電リサイクル法で規定されているエアコン、冷蔵庫など家電品の解体、解体品の選別を行い、処理能力は90万台/年と旧工場の2倍。
新工場は搬入から搬出までシンプルな物の流れを実現し、効率化を図ったほか、冷蔵庫破砕工程で独自の窒素置換方式を採用した設備の導入や、設備全体の集中監視システムを設けるなど、安全面も強化した。