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関空/空港内に医薬品専用倉庫開設

2010年04月08日/物流施設

関西国際空港(関空)は4月8日、同空港内に医薬品専用の共同定温倉庫を開設すると発表した。

新倉庫の床面積は750㎡で、管理温度帯は20℃(約650㎡)、5℃(約100㎡)の2種。取扱最大容量は約800トン/月で、9月30日から運用を開始するもので、太陽光パネルの導入を計画中で、運用事業者はキャセイ関西ターミナルサービス。

「共同上屋方式」として航空会社、貨物事業者、荷主の利用が可能で、ランプサイドに面しており、航空機への搭卸載時に迅速に搬出入が可能で、関西国際空港全体構想促進協議会よる利用料金の支援制度もある。

関空ではこのほか、定温コンテナ、保冷シートなどの定温輸送専用機材を積極的に活用し、機側エリアを含めた空港内の完全な温度管理輸送を推進する。

2009年の関空の医薬品輸入額は、開港以来過去最高の4281億円で輸入額全体の18.3%を占め、輸送方法の開発競争が盛んになってきているため、業界のニーズに先駆けて戦略的に対応するため今回の倉庫開設を決めた。

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