沖データとLED事業会社の沖デジタルイメージングは4月14日、群馬県高崎市に建設していた発光ダイオード(LED)の生産拠点が今月から稼動を開始したと発表した。
新生産拠点の開設はノンインパクトプリンタ印字ヘッド用のLEDの生産、LED応用分野の強化のためで、生産拠点の規模は建屋が9043㎡(うちクリーンルーム面積は2760㎡)、土地が3521㎡。
従来の工場に比べてクリーン度が高く、面積も約2倍のクリーンルームを確保し、LED印字ヘッドの生産能力を現在の4倍に引き上げる。
生産規模の拡大で、ノンインパクトプリンタの販売台数も2012年度までに約2倍に拡大するほか、超小型LEDディスプレイなど、今後成長が期待できる領域の開拓に向けて開発を加速する。