篠崎屋は、工場と物流センターから直営店舗への製商品の配送費を従来、売上原価として処理していたが、販売費および一般管理費として処理する方法へ変更した。
この変更は、直営店舗での販売の重要性が増したことに伴い、工場と物流センターから出荷された製商品が直営店舗においてほぼ完売されているという実態に照らした結果によるもの。
直営店舗での販売が卸売店舗への販売と同様の取引と考えられることから、直営店舗への配送費を卸売店舗への配送費と同様に販売費および一般管理として処理する方法に統一することで、経営成績をより適切に表示するため。
従来の処理方法に比べ売上原価が1億651万1000円減少し、売上総利益と販売費および一般管理費が同額増加している。