大塚商会は5月26日、東京都板橋区に「高島平物流センター」を9月に開設すると発表した。
<完成予想図>
オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」の首都圏における地域密着型の配送体制を強化するもので、東日本の配送インフラ再構築を行い、取引先企業内での在庫の削減や利便性の向上を図る。
新センターは、延べ床面積が9500坪という大きさで、「全国コア倉庫」としての役割も兼ね備える。
同社では、首都圏(2か所)、中部、京阪神、九州に5か所の物流センターを設置し、全国翌日配送と主要都市での当日配送を行っている。
「たのめーる」の受注量増加にともない、配送の物量も増加を続けていることから、首都圏配送網の統廃合を進めることになったもので、高島平物流センターは、これまで埼玉県にあった物流センターを移転する形で「たのめーる」専用の物流センターとして新設する。
センターには、倉庫内や屋外自光看板の照明にLEDを採用し、全館で2161個のLED照明を使い、年間に排出する温暖化効果ガス(CO2)の約82%削減を想定している。LED活用の具体的事例として、顧客へのLED提案も進める。
高島平物流センター概要
所在地:東京都板橋区高島平
延べ床面積:約9500坪
開設予定日:9月(5月現在建築中)
主な管轄エリア:首都圏、東北地方、北海道