JFEスチールは6月14日、第二東名高速道路の「相模川橋他5橋(下部工)工事」に、同社の機械式継手「カシーン」付き鋼管杭840トンが採用され、このほど納入を完了したと発表した。
「カシーン」の性能が評価され、通常の鋼管杭も含め、同工事で使用される鋼管杭の全量(合計4700トン)を受注し、納入を完了した。
「相模川橋他5橋(下部工)工事」は、一部の橋脚が河川内に設置されるため、渇水期の10月から5月に確実に施工を行う必要があったため、工程のかなめとなる鋼管杭の施工期間を通常よりも大幅に短縮する必要があった。
現場溶接の代替として「カシーン」付き鋼管杭が採用された。同工事には174セットの「カシーン」が使用され、開発以来初の本格採用となった。