JFE商事は6月25日、タイのサミットコーポレーションと合弁で、タイ南東部の工業団地内に、自動車対応を中心とする鋼材加工センターを設立すると発表した。
新会社の資本金は約11億円で、出資比率はJFE商事グループ70%、サミットグループが30%。総投資額は約20億円で、土地面積は7万8080㎡、建屋面積は9980㎡。加工能力は6000トン/月で2011年4月から稼動する。
タイ南東部は自動車メーカーなど自動車関連産業が集まっており、今後大きな需要が見込まれるため、加工センターを設立して需要を確実に取り込む。
JFE商事がタイで新設する鋼材加工センターはこれが2か所目で、海外の鋼材加工センターは計14か所となる。