新日鉄など/ベトナムで鋼管杭・鋼管矢板工場新設

2010年07月05日 

新日本製鐵は7月5日、ベトナム唯一の鉄鋼国営公社であるベトナム・スチールと日系商社5社(メタルワン、住友商事、伊藤忠丸紅鉄鋼、阪和興業、日鐵商事)との合弁で鋼管杭・鋼管矢板工場を新設すると発表した。

ベトナムにおいては、土木プロジェクトなどの素材はコンクリートが多くを占めており、コンクリート需要とリンクするセメントの年間需要は、日本の4000万トン規模を上回る5000万トン規模に達している。

土木用基礎杭についても、従来はコンクリート杭が大量に使用されているが、今後は長尺施工が容易で軽量・高耐力を有する鋼管杭・鋼管矢板への鉄化の動きが進展すると予想している。

新日鉄が海外において建設用鋼材の生産拠点を設けるのは初めて。東アジアでは鋼構造の時代を迎えつつあり、今回のベトナムにおける現地生産体制の構築は、鋼構造の普及を加速させると同社は見ている。

工場概要
所在地 :ベトナム南部のバリアブンタウ省フーミーII工業団地内
敷地面積:10万㎡
主要設備:スパイラル鋼管造管機1基ほか
生産能力:5000トン/月(ステージ1)
生産品目:鋼管杭・鋼管矢板ほか
総投資額:3100万ドル
従業員:約150名
着工時期:10月(予定)
稼働時期:2011年5月(予定)

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