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UPS/顧客に代わりカーボンオフセットを購入する輸送サービス開始

2010年07月08日/国際

UPSは7月12日から日本、中国などアジア太平洋地域の13か国・地域で、カーボン・ニュートラル輸送サービスの提供を開始する。

このサービスでは、1梱包当たり70円の追加料金で、出荷貨物輸送時に発生するCO2を相殺する。また、出荷のカーボンオフセットを希望する顧客が、契約ベースで利用できるサービスも提供する。貨物輸送時に発生するCO2排出量は、輸送距離や輸送手段など現在と過去の業務データ、二酸化炭素インベントリを基に算出する。

顧客が貨物輸送に伴うCO2排出量の相殺を希望する場合、UPSが算出したCO2排出量に基づき、高品質のカーボンオフセットを顧客に代わって購入する。購入の対象となるのは「ゴールド・スタンダード」など3種類の認証を受けたもの。

サービスの導入に当たり、UPSは自然保護団体や環境保護基金が監督するカーボンオフセットプロジェクトから排出権を購入した。また、このプログラムへの参加を奨励するために、2010年には100万ドルを上限に、顧客が支払った金額に相当する排出権を購入する。

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