ライオン事務機は7月27日、鍵束や印鑑など重要物を保管・管理するトレー方式重要物管理機「トレースキューブ」にセットして使用するアルコールチェッカー「アルコルーノ」を、9月にトレースキューブと同時発売すると発表した。
同社は、アルコール検知器とトレー式重要物管理機を連動させたシステムの発売は業界初としており、2011年に施行される運送事業者などを対象にした点呼時のアルコールチェッカー義務付けの法令にも対応。
車両の鍵やETCカード、ガソリンカードなど運転に係わる重要物を貸出・返却している企業などにアルコルーノを導入すると、管理者の立ち会いや台帳記入による管理が不要になり、管理者の負担を軽減する。
アルコルーノの設置は電源があればすぐに使用可能で、トレースキューブと連動させるために新たにソフトをインストールするなどの手間はかからない。初年度の販売目標は500台としている。