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ナック/ボトルウォーター配達専用車を全国導入

2010年07月28日/未分類

ナックは7月28日、日本初のボトルウォーター配達専用車を開発したと発表した。

8月から、東京と大阪で先行導入し、試運転を繰り返しながら本採用時期を検討し、段階的に全国で採用していく。

積載量を増加させるために、最上段にスライド棚(特許出願中)を適用することによって、配達効率をあげるとともに、配達員への作業負担を軽減させることを目的としている。

<ボトル積載状況>
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日本人のライフスタイルの変化にともない、日本における「宅配ボトルウォーター」の市場は、わずか7年間で8.7倍に成長しており、日本ボトルウォーター協会によると、2009年の市場規模は488億円を記録した。今後も大きな成長が見込まれている。

同社は現在、全国約28万世帯にボトルウォーター「クリクラ」を提供し、業界売上高1位を記録している。2013年までの目標である100万世帯への出荷を目指して、配達効率向上のためだけではなく、配達員の作業負担を軽減するため、従来のワゴン車から、独自技術を採用したトラック型の「ボトルウォーター配達専用車」を導入することになった。

配達専用車にトラックを採用することは、一度に運べる積載量を増やせる一方で最上段に積んだ積載物が取り出しにくく、「クリクラ」の12リットルボトルの重量などの理由から、配達員への大きな負担が課題となっていた。

日本で初めて、レバーを引けば小さな力で簡単に上げ下げできるガスダンパーを用いたスライド棚を独自に開発し、積載棚の最上段に適用した。降ろしたスライド棚が斜めに傾くことで、最上段の奥に積載したボトルも、自動的に下りてくる機構が実現し、作業員が楽にボトルを取り出せるようになった。

<ボトルウォーター配達専用車>
20100728nac2.jpg

積載量もボトル216本(2592リットル)とサーバー8台を積載することが可能になり、一度に配達できる世帯数が増加した。

■ナック
http://www.nacoo.com/

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