ヴォコレクトジャパンは8月30日、世界最大手の業務用プリンタメーカー、米国ゼブラテクノロジーズの携帯型ラベルプリンタ「QL シリーズ」が、米国に続き日本国内においてもヴォコレクトの音声中心型物流ソリューションVocollect Voiceとの動作連携が可能になったと発表した。
ゼブラの携帯型ラベルプリンタ「QL シリーズ」は、すでに米国においてはVocollect Voiceに対応しており、日本でのゼブラの販売代理店であるシージェーピーテクノロジー（CJP）の取扱いにより日本国内での音声対応が可能となった。
これによりBluetooth接続で音声指示によるダブルバイト文字印字・バーコード印字のラベルやチケット、レシートの印刷が作業現場で行なえるようになる。ヴォコレクトジャパンは、国内の物流現場に音声中心型ソリューションを導入しやすくする環境づくりに取り組んでおり、Vocollect Voiceに対応する物流業務用機器を拡充している。
9月から正式に運用が可能になるのはゼブラの携帯型ラベルプリンタ「QL シリーズ」の「QL220」、「QL320」、「QL420」。「QL シリーズ」はすぐれた耐久性を備えたモバイルプリンタ。
重量はバッテリー含めそれぞれ0.60 ㎏（QL220）、0.80 ㎏（QL320）、0.98 ㎏（QL420）で、最先端の「ゴム加工オーバーモールド技術」により、高さ1.5m からの落下テストに耐える堅牢性を有している。
防水性はIP14 基準に準拠し、作動温度は-15℃～50℃でありアイズフリーやハンズフリーの作業環境を提供するVocollect Voiceの装着型携帯端末「Talkman」と連動して、冷蔵・冷凍倉庫内などの厳しい使用環境でのラベル印刷等の活躍が期待できる。
