日本ロジスティクスシステム協会（JILS）は9月17日、国際物流総合展において、「クラウドコンピューティングがもたらす今後の物流情報システム～クラウドコンピューティングの動向、その具体例としての”Standard Logistics Package”～」と題したセミナーを開催する。
クラウドコンピューティングは、これまでのシステム導入と比較すると、安価で手軽にシステムを利用できる等多くのメリットがあり、今後、物流の分野でもクラウド環境のシステムが発展してくると考えられている。
クラウド環境の進展により、物流情報システムの導入方法や周辺システムとの連携方法が変わってくることが想定され、サプライチェーン全体の視点で役割を検討する必要がある。
セミナーでは、クラウドコンピューティングの動向と物流情報システムの変化、導入時の留意点についてわかりやすく解説する。セミナーの最後には具体的事例として、クラウド環境で稼動可能なWMSであるStandard Logistics Package について、簡単に紹介する。
当日は講師の藤重氏が日本倉庫協会機関誌「倉庫」に寄稿した記事「クラウドコンピューティング・SaaS を活用した情報戦略について」の小冊子をテキストとして配布する。
詳細は下記URLを参照。
http://www.logistics.or.jp/fukyu/information/pdf/LTT2010.pdf
■開催概要
日時：9月17日（金）16:20～16:50
（展示会最終日の最後の時間帯）
場所：国際物流総合展内・プレゼンテーションセミナーA 会場（東京ビッグサイト・東３ホール）
主催：日本ロジスティクスシステム協会（JILS）
参加方法：無料（事前予約等は不要、100名先着）
講師：ユートピア企画 主席コンサルタント 藤重輝昭氏
講師略歴：
1980年 関西学院大学法学部卒業後、流通業での物流システム構築、大手電機メーカー系システムエンジニア、監査法人系コンサルティング会社を経て現職。流通・物流システム導入の現場経験と、経営視点のIT戦略策定・IT統制コンサルティングの経験を生かし、主に中小企業をターゲットとしたIT 経営支援を実施中。ユートピア企画とは：Standard Logistics Package は、情報処理振興事業協会（IPA）の公募により日本ロジスティクスシステム協会（JILS）が実施した「中小企業向け業務アプリケーション・ソフトウェア開発事業」の開発成果物であり、ユートピア企画はStandard Logistics Package の開発者・販売者。
問い合わせ
日本ロジスティクスシステム協会 JILS総合研究所
TEL03-5484-4021
Standard Logistics Package は、情報処理振興事業協会（IPA）の公募により日本ロジスティクスシステム協会（JILS）が実施した「中小企業向け業務アプリケーション・ソフトウェア開発事業」の開発成果物。
下記のURLを参照。
http://www.logistics.or.jp/fukyu/information/slp.html
国際物流総合展の概要
会 期：9月14 日（火）～17日（金）の4日間 10:00～17:00
会 場：東京ビッグサイト（東京国際展示場） 東ホール
入場料：1000円（税込み）ただし、招待状を持参または国際物流総合展ホームページから事前登録した場合には無料となる。
国際物流総合展ホームページは下記URLを参照。
http://www.logis-tech-tokyo.gr.jp
