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日通/中部空港-上海間の定期貨物便の全スペース確保

2010年09月15日/国際

日本通運は9月15日から、中部空港-上海間に貨物専用機を定期就航させる揚子江快運航空と全貨物スペースの運用に関する契約を締結した。

揚子江快運航空が中部空港-上海間で運航するボーイング737型貨物専用機の全スペースを確保することで、上海市場へ貨物をタイムリーに届けることが可能となった。

運航は、火曜・水曜・木曜・金曜・日曜(週5便)で、中部国際空港を13時10分に出発し、15時15分には上海浦東空港に到着する。

なお、中部地区の貨物だけでなく、国内主要空港間の陸上輸送網を活用することで、首都圏、関西地区の顧客にも安定した輸送サービスを提供する。

日本発着の国際航空貨物は、中国・アジア路線を中心に回復基調にあるものの、大型貨物専用機の撤退や旅客機の小型化などで、貨物スペースは減少傾向なものの、中国向け航空貨物は、この5年間で35%も増加しており、貨物スペースの不足が慢性化していた。

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