らでぃっしゅぼーやは9月24日、初の九州圏物流拠点「らでぃっしゅぼーや九州センター」（福岡県粕屋郡宇美町）を開設し、10月6日より自社専用車による戸別宅配、利用会員拡大のための営業活動を展開する。
物流センターは、トワード物流の福岡低温センター内に設け、商品宅配のための中継拠点（常温、冷蔵、冷凍）と会員拡大のための営業拠点としての機能を有し、自社宅配エリアは福岡市と隣接する一部地域で行なう。
＜自社宅配車両＞
九州は、子育て層が多く、安心・安全な「食」に対する関心も高く、生協などの宅配利用者も多いことから、同社の宅配サービスについて、十分にニーズがあるとして、新センターを開設した。
また、有機栽培に取り組むらでぃっしゅぼーやの契約生産者も多数あり、野菜・果物の鮮度保持、品質向上を目的とした物流中継拠点としての機能も将来的には検討している。
同社は有機・低農薬野菜、無添加食品、環境にやさしい日用雑貨品などの会員制戸別宅配事業を展開しており、北海道（札幌）、首都圏（板橋・厚木）、中京圏（一宮）、関西圏（東大阪）の都市部を中心としている。
商品配送は自社専用車で行ない、商品の内容により宅配送料は無料から189円だが、自社専用車以外の宅配エリアはヤマト宅急便（630円～840円 ）を使用している。
