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産業ファンド/越谷市の物流センター、ロジワンからファミリーマートに

2010年11月01日/物流施設

産業ファンド投資法人は11月1日、「ITF越谷ロジスティクスセンター」のテナントが従来のロジワンからツカサ(埼玉県加須市)に異動すると発表した。

ツカサは一般貨物運送事業者だが、ファミリーマートの物流業務などを行なっているファミリーコーポレーションが一切の債務を連帯して保証する。

賃貸面積は10,113㎡で、賃貸開始日は2011年1月1日から10年で、年間賃料1億5100万円(坪単価4100円/月)。

旧テナントであるロジワン(ダイエーグループの物流企業)はダイエー所有の物流施設への集約を進めており、契約期間満了の12月末日をもって契約を終了する。

これに伴い新規テナントの誘致活動を行った結果、ファミリーマートの店舗向け配送センターを受託運営するツカサとの契約となった。

なお、ロジワンは、契約満了日までの賃料を支払った上で9月30日に退去済みで、施設は新規テナントの入居予定日である2011年1月1日に合わせて改修工事を行う。

同センターでは、新規テナントが「ファミリーマート越谷常温センター(仮称)」として、加工食品・菓子・飲料・酒などの生活消費関連の商品を取り扱い、東京都北部、埼玉県南部の約400店舗への商品供給を計画している。

新規テナントは、効率的な物流業務を行うため、店舗からの発注オーダーを倉庫管理システムを通じて処理し、庫内の配送仕分け作業支援システムに連携させ、ハンディ端末やベルトコンベアなど様々な物流機器を導入し、より精度の高いオペレーションを構築し、ファミリーマートの店舗への物流サービスを強化していく計画。

入居予定日である2011年1月1日までの期間を活用して、環境配慮型施設へのリニューアル工事として、使用年数が経過した設備・器具を省エネタイプへ更新を実施する予定。

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