ノーリツ鋼機は11月16日、会社分割による持株会社体制への移行と欧州販売体制の見直しを決めた。
2011年2月1日を目処に全事業を会社分割（新設分割）により、新たに設立する子会社1社「NKワークス」に承継させ、持株会社体制へ移行を決めた。
これに伴い、ノーリツ鋼機は商号変更を行わずに持株会社となり、引き続き上場を維持する。
今回、持株会社体制へ移行で、グループの経営機能と執行機能を明確に分離し、持株会社では、より高度な情報力と専門性をもった集団として戦略的な意思決定を事業子会社は、事業活動に特化した迅速かつ機動的な業務執行を行う。
また、グループ経営体としての機能を充実・強化することによって、グループとしての競争力と効率性をより一層高め、グループ企業価値の最大化を図る。
一方で、欧州での販売体制見直しとして、Noritsu（Deutchland）GmbHを清算し、現地で強い基盤を有している代理店を活用した販売体制へとオペレーションの現地化を進めることとした。
なお、アフターサービス業務は、資本提携をしているサービス会社が引き続き行う。
新設分割設立子会社の状況（予定）
商号：NKワークス（株）
事業内容：写真処理機器の製造・販売
本店所在地：和歌山市梅原579-1
代表者：代表取締役社長青柳政孝（予定）
資本金：1億円（予定）
純資産：326億3400万円（予定）
総資産：361億6600万円（予定）
事業年度の末日
