JXホールディングスは12月9日、インドネシアの潤滑油販売代理店アンダラングループと合弁で、潤滑油製造会社を設立したと発表した。
会社の設立は、インドネシアが世界第3位の二輪車市場であり、高い経済成長率(年率約7%)を続けており、これに伴う潤滑油需要の増加が見込まれるため。さらに、事業の継続的発展のためには製造・販売の一貫体制が必要と判断したもの。
新会社の年間生産能力は約4万klで、2012年3月をめどに生産する予定。
■新会社の概要
社名:PT. JX Nippon Oil & Energy Lubricants Indonesia
所在地:西ジャワ州ブカシ県 (ジャカルタ東部)
設立:(登記完了)2010年12月
資本金:2820万ドル
出資比率:JXホールディングス80%、アンダラングループ20%
代表者:JXホールディングスより派遣予定
事業内容:潤滑油の製造・販売
生産能力:約4万KL/年
商業生産:2012年3月頃
従業員数:約70名(フル生産時)