インドのデリーで日本、インドの海運政策フォーラムが12月15日に開催され、両国の海運政策に関する情報交換、インドにおける港湾等のインフラ整備等について協議した。
インド側から、船腹量の不足によりインド内航貨物の約25％しか輸送できていない内航海運の振興を図りたいとして、日本の内航海運政策について質問があり、鉄道建設・運輸施設整備支援機構による船舶共有建造制度による良質な内航船舶の普及促進等の概要に強い関心が示した。
インドの経済成長を背景にインド発着の貨物量は今後も増加していくことが予想されるところ、日本側民間事業者より、インドにおいて事業を展開する日本の海運会社にとって、効率的かつ円滑な貨物の流れを確保するために重要となる各主要港湾や内陸輸送におけるインフラ整備の状況について情報提供を求めるとともに適時適切な整備を依頼した。
