東京急行電鉄は12月21日、田園都市線の高架下建物を有効活用した収納スペースのレンタル事業「クラモ」を開始すると発表した。
<クラモ鷺沼>
第1号店となる「クラモ鷺沼」は、田園都市線 宮前平駅~鷺沼駅間の高架下建物を有効活用。個人から法人・団体まで幅広いニーズを対象とし、0.79㎡~18.58㎡の23タイプ全410室の収納スペースとなっている。
引越し・リフォーム時に家財等を預かる大空間の「住みかえ対応ゾーン」も設けているほか、片付けサービスや搬出・搬入の手伝い、不用品買い取り・回収等といったサポートメニュー(有料)も用意している。
<収納スペース>
また、24時間監視の防犯カメラや東急セキュリティが提供するPASMO(パスモ)に対応したセキュリティの導入をはじめ、温度・湿度の空調管理や専用駐車場も完備している。
東急電鉄は「住み替え」を軸にした住宅関連事業の拡充を図る、としており、「クラモ」の展開は、不動産事業戦略の中で収益基盤の強化、沿線価値向上を図るものと位置付けられている。
■「クラモ鷺沼」の概要
所在地:神奈川県川崎市宮前区小台1-18田園都市線 宮前平駅~鷺沼駅間高架下
開業予定:2011年2月下旬
事業主体:東京急行電鉄(株)
スペース数:410室
スペース面積:0.79㎡~18.58㎡(0.5畳~11畳)
設備:空調機器(冷暖房・除湿機能)・24時間監視の防犯カメラ・警備会社によるセキュリティシステム(PASMO対応)
料金:1室月額4500円~
営業時間:平日11時~20時
休日:10時~19時
定休日:年中無休