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東レ、中国藍星/北京市にRO膜の工場新設

2008年11月26日/物流施設

東レと中国藍星(集団)股有限公司(本社・中国北京市)は11月25日、北京市に水処理事業の合弁会社「藍星東麗膜科技有限公司(仮称)」(TBMC社)を設立することで合意したと発表した。

TBMC社は約5億元(約75億円)を投じて逆浸透(RO)膜の製膜・エレメント組み立て工場を新設する計画で、新工場は2009年5月に着工し、2010年4月に稼働する。

生産設備については、東レの高速ポリアミド複合膜製造設備とエレメント自動巻囲機を導入する。これによって、東レグループは、新工場が稼働する2010年には、すでに生産を行っている愛媛工場とトーレ・メンブレン・USA社と合わせて、逆浸透膜エレメントの年間生産能力を現在と比べ1.5倍に引き上げる。

また、TBMC社は資本金3500万USドル(約35億円)で2009年5月に設立し、水処理膜製品の製造と販売、輸出入を行う。

新会社の概要
商号:東レ藍星水処理膜科技有限公司(日本語名)
事業概要:水処理膜製品の製造・販売・応用開発・技術サービス、輸出入
所在地:中華人民共和国北京市
設立:2009年5月(予定)
資本金:3500万USドル(約35億円)
出資比率:東レ40.1%、東麗(中国)投資有限公司(東レ子会社)10.0%、中国藍星(集団)股有限公司 49.9%
生産設備:RO膜製膜設備(第1期工事となるRO膜エレメント自動巻囲機設備の着工は2009年5月、稼動開始は2010年4月(予定)
生産設備の所在地:北京市順義空港工業開発区
設備投資額:約5億元(約75億円)

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