新日本石油(株)は3月1日、八戸LNG基地の営業運転を開始した。
八戸LNG基地は、2005年9月の着工後、昨年12月に第一船目のLNG内航船を受け入れ、総合試運転を開始し、ことし2月下旬に総合試運転と設備の法定検査を終了し、営業運転を開始したもの。
同基地は、2007年度以降LNGの需要増大が見込まれる北東北3県で、初めての天然ガス・LNG供給拠点で、パイプラインとタンクローリーを活用し、都市ガス事業者および産業需要家向けに供給する。
八戸LNG基地概要
所在地:青森県八戸市大字河原木字宇兵衛河原8-3
(新日本石油(株)八戸油槽所跡地)
敷地面積:約2万㎡
設備:
・貯蔵設備LNGタンク(4,500kl×1基)
・受入設備専用岸壁(全長150m)
・気化設備毎時2トン×3基
・払出設備LNGローリー積載ゲート3レーン
供給能力:年間約6万トン