(株)ツルハホールディングスは3月8日、(株)信陽堂薬局の事業のうち、ドラッグストア事業を譲受けることで同社と合意し、基本合意書を締結することを決めた。
ツルハグループは2010年に1000店舗達成を目標に、収益性を重視したドミナント戦略による多店舗展開を積極的に推進。特に北海道・東北・関東地区での競争優位性の確保に努めていた。
今回事業譲渡で合意した信陽堂薬局は、後継者が不在で、同社単独でのドラッグストア事業の将来性などを考慮した結果、信陽堂薬局側がドラッグストア事業を譲渡を申し入れた。
譲受けるのは信陽堂薬局が営業する11店舗で、売上げ規模は平成18年9月期実績で年間3860百万円。譲受け価額、決済方法は未定で、今後協議して決める。