中国交通運輸協会の銭永昌会長は5月22日、天津で開催された2007中国国際港サミットの席上、中国の港の貨物取扱量がコンテナ取扱量とともに、2003年から4年間連続で世界第1位となり、2010年までに貨物取扱量は80億トンに達し、コンテナ取扱量は1億7000万TEU（20フィート標準コンテナ）に達する見通しだと語った。
銭会長によると、2006年の港の貨物取扱量は55億7000万トンとなった。このうち、対外貿易に関する取扱量は16億1400万トン。また、コンテナ取扱量は9300万TEUとなった。
2006年に、中国で貨物取扱量が1億トンを超えた港が12カ所あるが、上海港は5億3000万トンで世界第1位を維持している。（日中経済通信）
