新日鉄エンジニアリング(株)の建築・鋼構造事業部は、日本貨物航空(株)より成田国際空港整備地区内に建設する航空機整備用ハンガーに関して、提案コンペを経て設計・施工一括で受注した。
本件は、B747-400F又はB747-8Fを1機収納する規模のハンガーであり、2008年1月の着工、2009年春の供用開始が予定されている。
本施設は航空機の安全運航のための整備にとって重要な施設で、自然光を多く取り入れるデザインに併せ、断熱性能に優れる複合材の活用、自然換気システムの導入による光熱費の削減等、環境にやさしいエコハンガーを計画している。
建設工事概要
場所:成田国際空港内整備地区
工期設計:平成19年7月~平成20年1月
施工:平成20年1月~平成21年5月
規模:鉄骨造地下1階地上4階建
延床面積:約18,499㎡(5,596坪)
格納庫:約11,767㎡(3,560坪)
附属棟:約6,502㎡(1,967坪)
他:約230㎡(69坪)